対談インタビュー|院長と技工士の技術連携をインタビュー形式でご紹介致します。

歯科医と技工士による技術連携

技工士 歯科医

支えあって35年

支えあって35年

和田院長

「内池さんとは、開業からずっと一緒に仕事をしているから、かれこれ35年近くになるね。私が設計する義歯は、特殊なものが多いけれど、それを完璧な形に仕上げてくれるのが内池さん」

内池技工士

「義歯は、使用する機械や材料の進化に応じて変化していきますから、常に勉強して技術を磨いていかなくてはなりません。うちは院長が勉強熱心なので、さまざまな勉強会やセミナーに、二人でよく行きましたよね。そのおかげで、私も高い技術力を身に付けることができました。それに、院長が設計する義歯は本当に素晴らしいので、作りがいがあります」

材料を妥協しないからこそ最高の義歯やかぶせ物ができる

材料を妥協しないからこそ最高の義歯ができる

和田院長

「うちの患者さんは、もう30年も、同じ義歯やかぶせ物(クラウン)を調整しながら使用している方も多いね」

内池技工士

「材料にも技術にも妥協せずいいものを作りたい、という共通の想いが私達にはありますよね。院長も最高のものを患者さんに提供したいというゆるぎない信念をお持ちですし、私にも歯科技工士としてのプライドがある。それが、30年以上持つ入れ歯につながっているのでしょうね」

院内に歯科技工士がいるからこそできること

院内に歯科技工士がいるからこそできること

和田院長

「同じ院内に、心から信頼できる技工士さんがいることもうちのメリットだね」

内池技工士

「現在、義歯やクラウンは外注が主流になり、院内で作っているところはどんどん減っています。でも、院内でできるからこそ、先生や患者さんのオーダーがダイレクトに伝わりますし、調整などは、その場ですぐにできますから、メリットは大きいと思います。
また、歯科技工士というのは完全に裏方の仕事なのですが、当院なら患者さんと直接話す機会もあるので、それがいい勉強にもなっています」

和田院長

「内池さんの義歯やクラウンは、ほとんどかみ合わせの調整が必要ないほどピタリとまる。ひとりでずっとこれをやってくれているわけだから、本当に感謝ですよ」

内池技工士

「最初の頃は、もうひとり技工士がいたら楽だな、なんて思ったこともあったのですが、ひとりだからこそ、自分なりの工夫ができますしね。それから私は自転車が好きで、自転車のメンテナンスなども自分でやるのですが、そのときに使う技術が、義歯を作るときのヒントになることもあるんですよ」

他にはない、当院だけのオリジナル

他にはない、当院だけのオリジナル

和田院長

「ああ、なるほど。いろいろな視点からの高い技術が活かされているんだね。そういえば、うちのオリジナルの『リーゲル義歯』も二人で開発したね」

内池技工士

「もともとはドイツの技術ですが、当院のものはそれにアレンジを加えたオリジナルですからね」

和田院長

「基本的には外れない義歯だけど、万が一外れても、これなら噛める。同じようなものは他でも作っているけれど、噛めるように改良したのは、他にはほとんどないね。何しろ設計は複雑だし、作るのも面倒。そんな作業を嫌がらずに、むしろ楽しみながらやってくれるから、いいものが仕上がる」

内池技工士

「自費の義歯やクラウンなので、保険の義歯やクラウンに比べるとどうしても高くはなりますが、当院はできるだけ価格も安く設定していて。院長はいつも『装着する人、払う人のことを考えて作らないといけない』とおっしゃいますが、本当にその通りだと思います。院長のこうした信念は、開業から変わることがありませんよね。いつも患者さんが中心なんです」

患者さんに合わせた自然な白い歯に

和田院長

当院の審美歯科は内池さんが院内で製作するセラミックを使用したもの、セラミックを使用したクラウンは、金属アレルギーの心配もなく、自然な歯に近い白さにすることができる。うちの強みは内池さんも直接患者さんの歯を目で確認できる、これがより自然な白い歯に近づける秘訣だね。

   

内池技工士

審美歯科といってもただ白くすればよいというわけではありません。患者さんの歯の色味は一人一人違いますので、院長と相談しながら、より本物に近い白さへ近づけていきます。当院の強みは言われなければ、どこを治療したかわからない程、本物に近く、精密にできている完成度の高さと、嚙み合わせの良さだと考えています。

お二人のこれから

お二人のこれから

和田院長

「こうして改めて二人で話してみると、内池さんの技術の高さを実感するね。ものづくりの基本は、どのステップにも手を抜かないことだと私は思っているけれど、実際はそうではないことが多い。

最終的に設計通りになっていればいい、と帳尻合わせ的な作業をすることもあるだろうからね。でも内池さんは、10ステップあればすべてのステップで完璧な仕事をしてくれる。義歯やクラウンは、完成したら終わりではなくて、装着する患者さんに満足して使ってもらって初めて完成といえるけれど、どこかのステップで手抜きがあると、満足してもらえる入れ歯はできない。そこをしっかりとわかってくれているからね」

内池技工士

「そうおっしゃっていただけると、本当に嬉しいです。こうして私自身も満足のいく仕事ができるのは、先生がいらっしゃる当院だからこそなんですよ。これからは、後継者の育成も考えていきたいですね」

和田院長

「義歯やクラウンの作製は、機械化される部分が多くなってきたけれど、最終的な仕上げは職人技を持つ歯科技工士じゃないとできない。そういった意味では、歯科医よりも歯科技工士を育てるほうが難しいと思うけれど、ぜひ若い人に私達の想いと技術を引き継いでいってもらえると嬉しいね」